今日は、英語学習初級で、リスニング力をつけていくための洋画の紹介です。文法は一通り終わっているけれど、しゃべれない、ネイティブの会話が聞き取れない人向けです。
そもそも学習者の英語レベルがどれかに関わらず、洋画をみるメリットは、主に下記3点あると考えます。
① ネイティブの発音や会話を聞くことで、現地にいる擬似体験ができる
② 英語での会話のキャッチボール(会話の運びかた)を知ることができる
③ その国・地域の文化/習慣/歴史に映像を通してアクセスできる
上のようなメリットがある中で、初級者にとっても分かりやすい洋画はどのようなジャンルでしょうか?
それは、ラブストーリー/ラブコメディ系です。
なぜかというと、例えば、初級者がいきなり英語で裁判についての映画を見ると、ふだん裁判の記事や専門用語を勉強しているか、仕事をしていて、その用語に慣れていない限り、理解は難しいですよね。
ですが、ラブストーリーやラブコメであれば(もちろん内容によりますが)、大抵はカップル同士の会話や、生活で使うフレーズ、友人との会話が登場します。
そして、生活や自分が現に体験してきたこと(恋愛、男女のやりとり)は自分にとって最も身近であるし、英語が100%理解できなくても、映画で登場する人物の表情や行動をみていれば、大抵わかるのです。
それに、使用される単語自体も、「今日は何してたの?」「彼女とデート行ったんだ〜」というようなテンポで、基本的な英文法・英単語を知っていても理解しやすいです。
個人的にラブコメでオススメの作品は、
『それでも恋するバルセロナ』(2008, 原題:Vicky Christina Barcelona、監督:ウディ・アレン)
『恋人たちの予感』(1989,原題: When Harry met Sally, 監督:ロブライナー)
映像の中で、ただただ主人公たちが恋をし、生活をするような映画は、英語もとてもわかりやすいですよ!
もちろん字幕英語 or 字幕無しでみましょう!強制的に見ることによって、ストーリーを理解しようと、集中できます。
予告編は下記リンクより、